アーカイブ : 2011年 9月

AIU海外旅行保険についての補遺

 以前、「ハリケーンで搭乗便が欠航になったときにしたこと | lidylle リディール」でAIU海外旅行保険の申請について書きました。

 8月27日のハリケーンによる欠航に伴って、わたしが保険申請の際にしたことは、以下の書類を揃えて手持ちの封筒に入れ、投函することです。それだけ。

1.海外旅行保険保険金請求書(捺印が必要)
2.負担した費用の領収書
3.航空会社からの遅延/欠航証明書(あるいはチケット等予約便・代替便を証明できるもの)
4.宿泊証明書コピー

 投函してから一週間以内にAIUから「翌日付で振込をしたので確認してください」と電話があり、翌日には振込が完了していました。
 さらにその一週間後、ハガキで「保管金お支払いのご案内」が届きました。それによると、9月7日付のUS$=¥78.46レートで、9月9日に支払い手続きを済ませた旨、書いてあります。

 面倒そうなイメージを持っていた保険金の請求は、書類を送るだけだったので、かなり簡単でした。三週間の滞在ということもあり、実際のところ保障してもらった金額より、事前に支払ってあった保険料のほうが高いのですが、何かあったときのことを考えると、保険は入っておいたほうがいいのかもしれないなあ、と、保険の必要性を改めて考えなおしました。これまで旅行に行ったときは、保険のことなどまったく考えたことがなかったのですが、会社も種類もいろいろありますし、今後はもうちょっと保険について調べてみようかな、と思うようになりました。
 良い経験をした!

キャサリンとの攻防:オムカラ部編

キャサリンのこと

 下唇の裏側、ちょうど歯の当たる部分を噛み切ってしまい、口内炎になってしまった。腫れ上がった患部の中央は白く色が抜けていて、何をしていなくても痛い。唇を動かすと歯に触ってしまうから、当然、ものを食べると痛いし、話すのだって痛い。
 ここ数日、わたしは治りを早めるためにビタミンCの豊富なグレープフルーツを食べ、柔らかな食事で咀嚼回数を極端に減らした。刺激になるような味の濃いものは飲まず、水*1ばかりを飲んだ。
 それなのに。口内炎ときたら、まったく治る気配がない。生意気にも、本体であるところのわたしの意思に逆らうのだ。あんまり生意気なので、わたしは口内炎をキャサリンと名付けた*2。なぜかといえば、なんとなく、キャサリンという響きがツンと取り澄ました、ちょっと生意気な感じの女の子のイメージを持っているからで、難の根拠もないわたくしの偏見のために迷惑をおかけしてしまい、全世界のキャサリンさんには大変申し訳ないと感じております。ゴメン。ちなみに、次点はエイミー。次の口内炎にはエイミーと名付けるつもりだ。

 今回は、キャサリンとわたしの間で起こった攻防について、ここに記しておきたいと思う。
 わたしは先日、オムカラ部というオムライス部とカラオケ部の活動を一度に行うことができる、貴重な機会を得た。念のため説明しておくと、オムライス部というのは、部長であるねんざ氏とともにオムライスを食べることを目的としており、みんなで楽しくおいしいオムライスを食べることができるという素敵な活動である。そして、カラオケ部とは、もはや説明するまでもないが、カラオケをする活動である。オムライスもカラオケも大好きなわたしにとって、オムカラ部の活動日は待ちどおしく、前夜は寝付けないほどだった。
 すでにお気づきの方も多かろうと思うが、キャサリンはオムカラ部の活動をする上で、邪魔な存在だった。キャサリンがいる限り、どれほど好きであっても、食べることも歌うことも苦痛だからだ。目の上のたんこぶならぬ、唇の口内炎である。オムカラ部を楽しむには、キャサリンとできるだけ、可及的すみやかに手を切らねばならない。そういうわけで、わたしはキャサリンの機嫌を損ねず、早々に消えてもらうために、数日かけて彼女をさんざん甘やかしてきた。一日に何度も何度も薬をつけてやり、刺激したりしないよう、くちをポカンと開けた間抜け面のまま過ごした。あまりの間抜けな姿に、見たものはたちまち戦意を喪失したに違いない。だがしかし、女子力がどれほど下がろうとも、キャサリンとの永訣を迎えるためなら、わたしはなにも厭わなかった。なにも。すべてはオムカラ部のために。

オムカラブ:待ち合わせ前

 そんなこんなで迎えたオムカラ部当日。相変わらずキャサリンはわたしの唇の裏側に鎮座ましましていた。こころなしか前日よりも周囲の腫れが酷いように思える。あれだけ甘やかしてあげたのに、何が気に入らなかったの……。やはり、塗った薬がまずかったのかもしれない。実は、その薬は〈口内炎薬〉ではないのだ。口内炎薬を買ったつもりが、なぜか隣にあった「歯槽膿漏薬」を買ってしまっていたのだった。一両日ほど気づかずにいた自分の認識力の甘さに絶望しつつ歯槽膿漏薬のパッケージを読んでみたところ、口内炎にも効くとのことだったので塗り続けていたのだが……*3。繊細なキャサリンをますます傷つける結果になってしまったらしい。
「キャサリン、あなたが口内炎だってことはちゃんとわかってるわ。そうね、ほんと、あなたは歯槽膿漏なんかじゃないわよね。あなたが怒るのはもっともだわ。わたしが悪いわね、ごめんなさい。でもだからって、そんなに自己主張して腫れ上がらなくたっていいのよ……」
 デンタルフロス、歯磨き、モンダミンで口内を洗浄し、歯槽膿漏薬をキャサリンにたっぷりつけ、そろそろ出かける準備をしなければならない。女子たるものは化粧をしなければならないのだ。人類の歴史の中で、化粧というのは呪術的な意味を持っていた。妙齢の女子は「家」という結界から外に出る場合、顔に化粧を施すことで、外界の邪気から身を守らなければならないのである*4。しかし、顔の皮膚が動くと皮膚のつながっている唇にも響くため、化粧ひとつひとつの行程が、キャサリンとの戦いであった。総計30分ほどを化粧に費やしていたが、キャサリンの反撃はすさまじかった。化粧を終える頃には、「王蟲のライフはもうゼロよ」状態に陥り、わたしはマスカラの存在をすっかりわすれたまま家を後にすることとなったのだった。もちろん、口紅の類は塗っていない。恐ろしくて塗ることができなかった。

オムカラ部:タイ料理

 オムカラ部の前に、参加者数名で腹ごしらえに向かった。昼食はタイ料理である。繰り返す、タイ料理である。「口内炎でタイ料理……? 大丈夫なの……?」(SE:ざわ……ざわ……)というメンバーの反応を、わたしは、はねのけた。
 タイ料理……わたしとタイ料理の間には、化学繊維一本ほどのか細い因縁がある。数年前、胃炎にもかかわらずタイ料理を食べ、翌日胃から出血した師匠を持つわたしとしては、キャサリンごときでタイ料理を諦めるわけにはいかないのだ。師匠の敵は、内弟子として可愛がられているこのわたしが討たねばならない! ぬうん!
 決戦の場は、「クルン・サイアム×アティック×」。絶品のタイ料理が食べられるお店である。席に座るまで比較的おとなしくしていたキャサリンだったが、一品目から激戦となった……。

 甘さと辛さが絶妙で美味しい。まさに、「白米さえあれば、これだけで満足」。これはわたしにとっての最上級の褒め言葉である。(ちなみに、料理名は忘れました。てへ。)前菜はあとに続く料理の、一連のストーリーを予感させるものでなくてはならない。それは、フランス料理のコースだけに限らない。どんな店であっても、だ。もちろんフランス料理のコースと日本料理のコースでは、まったく趣が違う。前者が恋人たちのものであるのに対して、後者は季節を味わう、いわば自然との一体感を得る儀式のようなものだからだ。前者の終わりに給されるデセールが、なぜ濃厚な甘味を持つものばかりなのかと言えば、それが、デートのクライマックスに向けた助走だからであるという。恋人たちの夜はレストランのコースだけで完結するものではなく、〈食べること〉はデートの一部を為すという文化的な意味があるのだ。*5。話は大いに脱線したが、何にせよ、その店で一番初めに口にするものは非常に重要なのだ。
 だが、キャサリン。キャサリンの痛みは凄まじく、わたしの顎をも痺れさせるほどだった……。もう激痛。言葉も出ない。しかし、美味しい。痛みと旨みのお祭り騒ぎで、わたしの脳は真っ白であった。
 ランチには、プラス200円でスープや生春巻きをつけることができる。次に食べたのは、生春巻きだった。三等分してあるとはいえ、そこそこの太さのものを口に咥えるため、やはり、キャサリンとの軋轢が生まれる。すでに唇は痺れ切っているが、口に入れた瞬間に走る痛みと、みずみずしい生春巻きの歯ごたえ。咀嚼するたびにずきずきと痛む唇。キャサリンの猛攻は、とどまるところを知らない。わたしはもう痛みでわけがわからない。そんなときに、メインであるムーなんとか(これもまた名前を忘れました。タイ風ニンニク焼き、という雰囲気。あましょっぱい。)が運ばれてきた。「これ、絶対美味しいに決まってる。絶対美味しいよ!」という香りに抗えず、写真を撮る前にフライドエッグとライスを崩してしまったので、写真は若干微妙だ。が、一口食べる前に撮影したわたしの自制心は、表彰に値するに違いない。

 わたしの顔より一回り大きな皿いっぱいに、米と肉が盛られている。結果的には、数枚の肉片を残してほぼ完食した。キャサリンが騒ごうが、胃が悲鳴を上げようが、お構いなしである。痛みのせいで無表情になりつつも、夢中で食べた。わたしの女子力はすでに風前の灯であったが、食欲の前に色気など無用の長物なのであった……。キャサリンは相変わらずじくじくと痛んだが、満腹感と幸福感と慣れによって、徐々にその存在感は薄らいでいった。わたしはキャサリンとタイ料理に勝利したのだ。

オムカラ部:カラオケ

 そして、やっとのことカラオケ部の活動である。[ここまで書いて、だいぶ飽きてきたので、そろそろ書くのをやめたいのだが、一応端折りつつ続けることに。6日くらい放っておいたので、かなり発酵が進んでいるに違いない。]戦況は思わしくなかったが、タイ料理の旨さがわたしを奮い立たせた。カラオケ部で14時から20時まで歌い切るために、まずは唇のコンディションを知る必要があった。唇を合わせる子音、両唇鼻音である「m」音か、両唇破裂音「p」「b」音の発音に問題がなければ、優勢である。そこで、わたしはGreen Dayの「Minority」を選曲した。Minorityだとかmoral majorityだとかいう単語が多用されており、まさにうってつけの一曲なのだった*6。しかして、「一曲目からMinority?」と、パパさんに驚かれながらも、わたしは歌いきった。発音・アクセントともに怪しくはあったが、それはいつものことなので気にしてはいけない。キャサリンはタイ料理で受けたダメージが効いていたらしく、すっかり大人しくなっていた。超絶かわいいyumiちゃんの歌う椎名林檎やJAM、ねんざ部長の安定のスピッツ*7、ソウルフルなパパさんのチェッカーズ、声が美しく伸びるたまさんが歌う高橋洋子、ハイトーンがきれいなのりお先輩のサカナクションなどなど、聞き所が満載で、非常に楽しい部活であった。わたしはCharaの「タイムマシーン」を歌うつもりが「ミルク」になり、Perfumeの「Puppy love」を歌うつもりがcapsuleの「idol fancy」になったり、椎名林檎の「警告」を歌うつもりが「罪と罰」になり……だいぶ日和った選曲であったため、今後一層の精進を誓った*8。[ところで、名曲縛りでは岡崎律子の「シンシア・愛する人」を歌いました。「仲なおり」をどこかで歌いたかったけど嘘になるし。ところでわたし、岡崎律子ファンクラブに入っていました。アニソン好きの方には一切説明不要ですが、一般の方向けにお教えしますと、岡崎律子さんはYAMAHAのCMでよく流れていた「Hello!ぷっぷる」のひとです。優しい美しい曲をたくさん作っていた方なのです。]次回までにサカナクションを覚えようと決心し、カラオケ部は終了。しかしまだ歌えるぜ! という気分。

オムカラ部:オムライス

 この日のメインイベント。yumiちゃんのオムライス、ユミムライスである。お米を炊くところからはじめる、丁寧な調理だった。
 途中でケチャップの量が少なくなってきたので、ケチャップライスからバターライスに変更されたものの、たくさん絶品オムライスを作ってもらった。材料はいたってシンプル。ライスはタマネギと鶏肉だけだったと記憶しているが、タマネギと鶏肉は素材本来の甘味を生かしながら、バターの風味と良い塩梅で、そのまま食べてもおいしい。卵はしっかり3つずつ使ってあり、硬すぎず、緩すぎず、やわらかな仕上がり。ボリュームも満点だった。ほんとうに美味しかった。yumiちゃんどうもありがとう! 感謝しても感謝しきれないので、ここでもお礼を。

 それにしても、yumiちゃんの要領のよさ、手際のよさはに感動した。テーブルの様子を見つつ食べ物を出してくれたり、お酒を出すタイミングをはかったりしつつ、タマネギと鶏肉を切ったり炒めたり……。無能なわたしの出る幕はまったくなかったので、ブログ書いたりyoutubeを見たりしつつ根が張ったように座っていたが*9、彼女は料理から片付けまでの三時間立ちっぱなしだった……まったく頭が上がらない。ひとが心地よく過ごせるようにという配慮が細やかに行き届いていて、ほんとうに素敵。改めてyumiちゃんを尊敬したのだった。また、お手伝いをしていたmeguさんも動作に無駄がなく、家事に慣れている様子。たまさんは終始台所と座りっぱなしのわれわれ男子陣を交互にうかがい、細々とサポートをしていらしたのだった。これが、できる女子とできないわたしの差なのだろうな……ということを考えるでもなく考えていたら、じくりとキャサリンが痛んだのだった。

ぽちゃぽちゃあひるちゃん

 買っていただいたロゼが殊の外飲みやすく、ぐいぐいと飲んでいたら、キャサリンはそれまでの沈黙が嘘のように暴れだした。
 オムライス部の方は、日付が変わる前に解散となり、数名がyumiちゃんの家に泊まることとなった。もちろんキャサリンも一緒だ。帰り際に、ねんざ先輩がゴミを出していってくださったのだが、キャサリンも一緒に捨ててきてもらえば良かったと後悔した。
 さて、終電もなくなった深夜。たまさんが遊んでいた「ぽちゃぽちゃあひるちゃん」というゲームを取り上げて、キャサリンに邪魔されながらも、わたしはひとりで3時間近く遊んでしまった……。水の上に浮かんでいるヒナを集め、排水口に流す。一見牧歌的に見えるが、遊び方によっては残虐極まりなく、集団自殺、見殺し、無理心中、ネグレクト等、ヒナに対するありとあらゆる虐待を繰り返し繰り返し3時間……。このゲームは中毒性があるという意味でも、かなりキケンであった。酔いと痛みのせいで集中力を切らしていたわたしを見るに見かねたたまさんに止めてもらったが、そうでなければ朝まで続けたに違いない。
 忌々しいキャサリンにはずいぶんと悩まされたが、非常に楽しい時間だった。自分の好きなひとたちと美味しい物を食べ、好きなことをして、眠りにつく。なんという幸福。

 がらんとした家に帰ると、楽しさと寂しさのコントラストにめまいがしそうだった。相変わらず痛むキャサリンが憎らしくなって、親指と人差指で唇をぎゅっと摘んだら、キャサリンの白く抜けた中心から、血がにじみ出てきた。血は、粘膜の表面を這うように伸びていった。
 一週間程たった今、キャサリンは赤い跡になって残っている。もう何を食べても痛んだりしないし、わたしの集中力を削ぐこともない。鏡の前で唇をめくったときにだけ、存在を確認することができる。なんとなく寂しいような気がするが、もう二度と戻ってきて欲しくないと思うのだった。しかし、一体わたしは何を書いているのだろうか……。自分の方向性に対する一抹の不安を感じつつ、本エントリを終えることにする。わたしは人生で迷子だが、オチも迷子なのだった。

  1. サンベネデット。王蟲がもっとも好きな水である。 []
  2. のりお先輩に「もう(口内炎に)名前つけなよ」とご助言をいただいたのだった。 []
  3. 戦友であるまさるさんから口内炎薬は「ケナログ」がオススメとの情報をいただきました。ありがとうございます! []
  4. ええと……本当にちゃんと「化粧の歴史」について調べたい方は、専門書をお読みになってください。といっても、民俗学的な化粧とは何かといった研究と、ファッションとしての化粧の流行がどのように変化してきたのかの美容系の研究があるので、そのあたりを念頭に置かれるとよいとおもいます。後者はたいてい女子大の先生が書いていらっしゃるような気がしますが、嘘だったらごめん。 []
  5. ……らしいですけどね……おうむ、よくわかんなーい。 []
  6. マドンナの「Material Girl」でもよかったなー。 []
  7. ねんざ部長が歌うと、すごくハモリやすいので、隣で勝手にハモリの練習をさせていただきました……。 []
  8. 自分の音域を冷静に考えて、オリオンをなぞるのはこれで最後にしようと思ったりなど。 []
  9. 無能なんです……繰り返しますけど……。 []

エアロプレインさんのお家にお邪魔してきました

 先日、三十路にもかかわらず深夜路頭に迷いかけた王蟲は、一晩エアロプレインさんのところで保護していただきました! その節は、エアロプレインの皆様どうもありがとうございました。またよろしくお願いします。特に、たまさんには感謝してもしきれません……このご恩は必ずや。
 振り返ってみると、相変わらず、のりおさんは妖精のようでした……ベランダの草木と戯れ、パトラッシュ(ぬいぐるみ)(わりと大きい)と共に眠りにつく、そんなのりおさんの姿を目の当たりにし、やはりかれは「富士山麓の妖精」に違いありません。パトラッシュ(ぬいぐるみ)(わりと大きい)があんなに似合う男子がいるとは思えませんからね。わたしとは、かわいいトロが一緒に寝てくれましたよ。*1
 そういうわけで、妖精の住むエアロプレインさん宅のレポートをしてしまおうと思います。

その一:おいしいものが食べられる

 お料理の上手なたまさんがいらっしゃるので、おいしいものが食べられます。作っていただいたのは、バジルソースのパスタ。圧力鍋でゆでたパスタは、もっちりした食感。ぷりぷりのエビときりっと塩味の効いた生ハムと、バジルソースの香りがとってもよく合っていて、ちょっと多めだったのにぺろりと食べてしまいました。上にフレッシュバジルも載せていただき、彩りも鮮やか。

 デザートはマンゴー入りヨーグルト、ブルーベリー添え。

「あのね、知ってる? ヨーグルトにドライマンゴーを一晩つけておくとね、めっちゃおいしくなるんだよ」←早口で
 のりお先輩談。知らなかった! 知らなかったよ! スプーンをつっこんでみるとマンゴーを発見。ヨーグルトの水分をすっかり吸って、スプーンで簡単に切れるほどやわらかくなっています。すでにお腹いっぱいだったのですが、ドライフルーツのがつんとした甘みが、ヨーグルトの酸味がほどよく中和されているのです。ごろっとしたブルーベリーも甘いので、甘いもの大好きな王蟲はほんとに幸せでした。ということで、今度ドライフルーツinヨーグルトに挑戦しようと思います!

その二:欲しい物がいっぱいある

 まず家庭用ウォーターサーバー。水を届けてもらえるからいい、というより、レバー式だとコップに水を入れるのが楽だなあっていう……ことなんですけど! これだと、わりとちょくちょく水を飲めるかなあ、と。人生にも身体にも潤いの足りない王蟲は水をたくさん飲むように言われているので、これはいいなあ、と。
 それから、ダイヤのハート型ランドリーキャッチャー。鴨居に引っ掛けると、ハンガーなどをぶら下げられるのですが、華奢な見かけによらず、かなりの重量に耐えられるようです。鴨居を両脇から挟むように引っ掛けることもできますし、棚のような出っ張りがあれば使えるみたいです。便利!
 とにかく便利で生活が豊かになるものがたくさんあるおうち、という感じでした。

その三:お姉さんとお兄さんがやさしい

 無能な王蟲はぼんやりしているだけだったのですが、のりおさんがいちいちお水を入れてくれたり、たまさんがお食事を作ってくださったり。ちなみに、王蟲はたまさんにお化粧までしてもらいました。お、お姉さま……! 「はい、目つぶってー」とか言われながら。「王蟲ちゃん、ちゃんと化粧してる?」とか言われ……いや、いつも化粧してるんです! 世の男性はナチュラルメイクが好きだというから薄化粧だったんです! という自己弁明だけしておきます。たまさんにお化粧していただいたあとは、しっかり化粧するようにしましたよ。

 そんな感じですっかりエアロプレインさんのところの子になりたい! という感じに。いやあ……しあわせでした!

  1. 「ちゃんとトロのことも書いてね」のりお先輩談。 []

ネーム・ゲームで名前を覚える

 先月、中学校に行った。生徒のひとりと一緒に一日授業を受けてみるという企画だった。学校に行ってみると、その日は新学期の二日目ということで、なんとなくそわそわした雰囲気。授業はほとんど行われず、新学期のガイダンスばかりだった。保護者のサインを提出すること、とか、ケータイは持ってこないこと、等々。連絡事項や注意事項を説明した後に、夏に何をしたか、とか、自分に関するみっつの事柄を述べて、ひとつだけ嘘を混ぜて発表する、とか、どの科目でもゲームのようなことばかりしていた。数学の授業では、ひとの名前を覚えるための〈ネーム・ゲーム〉を教えてもらった。
 数学の先生は身体の大きな男のひとで、どちらかというと体育の先生みたいだった。かれが突然ひとりの生徒を指すと、その子は教室の端から順に生徒について何か言っていく。「Kathy is like KITTY」とか「Alexis is like ANIMALS」というふうに。全員分言い終わると、次の生徒が指されて、また同じように「Kathy is like KITTY……」が始まる。
 隣に座っていた子が「ネーム・ゲームっていうんだ」と教えてくれた。ルールは簡単で、名前の最初(HEAD)と最後(BOTTOM)の文字が同じ単語を決めて、全員分を覚えていくのだそう。最初の文字Kと最後の文字Yが同じだから、Kathy is like KITTY。
 全部すっかり覚えている子もいたし、途中で頭を抱えてリタイアしてしまった子もいた。何人かの生徒が暗記力を披露した後、最後に挑戦した先生は、途中何度か間違ってしまい、悔しそうにしていた。
 これから長い付き合いになる友達の名前と綴りを覚えるのに、こうしたゲームを利用するのは面白い。

関連

名前にまつわるライフハックいろいろ | IDEA*IDEA

王蟲の一日を記録してみた

概要

 朝起きたら記憶にない食べかけの皿がテーブルの上にあり、一瞬パニックに陥った王蟲です。昨夜は22時に就寝したはずで、その時にはテーブルの上にはリモコンとケータイ、水くらいしか置いていませんでした。が、実際にはあるはずのないお皿がある。しかも食べかけ。入稿前以外で、食事が終わった後に器を片付けないということは、よほどのことがない限りありません。
 何かがおかしい。
 いろいろ心配になったので、今日一日自分の行動を記録することにしました。
 思い当たる節としては昨夜飲んだ薬で、調べてみると副作用に「一過性前向性健忘」とあります。途中で目が覚めた時の行動を覚えていない、という症状です。たぶん……いや、絶対薬のせいだろうなあ……。そんなわけで、原因の見当はついたので、一安心。この薬はもう飲まないぞ。
 幸い本日は特に予定もありませんので、ライフログを取って遊んでみるのもいいかなということで、だらだら記録しています。

04:00

・起床。しばらくぼんやりする。
・体温を測ってルナルナに登録してみた。しかし使うのは二回目
・yumiちゃん(@yumikingdiary)からのメンションにテンションが上がる[ありがとー!]
・テーブルを見るとなぜか粉ふきいも的なものの食べかけがある
・食べてみた。まあまあおいしい。冷めたままでもいけるが、塩コショウはもう少し必要かも。
・しかし、わけがわからないよ。
・台所からラップを取って、流し台を見たらマドラーが突っ込んである。あ、そういえば、茹でてる時にマドラーで鍋をかき混ぜたり、じゃがいもに火がとおってるか確認したんだった。熱かったなあ……なんで菜箸を使わなかったのかなあ……ていうかなんで料理してるの????
・とりあえず、粉ふきいものお皿にラップをかけて保護し、ベッドを片付ける
・洗顔してから流しを軽く片付け、鍋にお湯を張って火にかける→紅茶作る(ヤカンを持っていない王蟲です)
・お湯を沸かしている間にコンロ近くのシンク部分を磨く(あとでやればよかったので、若干無駄なアクションだった)
・お湯が湧いたので、紅茶を入れて、粉ふきいもに塩コショウを加えて朝食。手抜きだ……。

05:00

・PC立ち上げてこの記事を書き始める。04:00分を書き終えて公開。
・Give Me Everythingを聞きながら食器を洗って、生ごみをまとめてゴミ袋に。ついでにシンクの掃除をする。古くなったスポンジで排水口も磨いて、これも捨てる。
・水まわりが綺麗になったので、次は着替え。一昨日干しておいた洗濯物を、ちゃんと乾燥したのを確認して畳んでしまう。部屋干しなので、ちょっと眺めに干しておいてます。温室状態の部屋で乾燥しているのばりばりに乾くので、匂いとかは大丈夫。
・爪が若干の折れてテンションを下げつつ着替え。さらに太って、ショートパンツがこころなしかきつい……。
・サンベネデットをがぶがぶ飲む。
・ゴミ捨てに行く。
・爪を削りつつ、今日やることをメモ(郵便局、メール、レポート)する。すでにGTDが崩壊しているので、近いうちにやり直そうと決意する。
・なんかあんまり爪の形をきれいに整えられないので、手遅れになる前にやめる
・サンベネデットをごくごく飲む。
・化粧する。

06:00

・引き続き化粧をする。
・師匠にメールのお返事。
・辞書を引きつつ英文でメールを書く。海外の子が日本の大学院に入りたいそうなので、もう4月入学向けの要項が出始めてる頃だから急がないと大変だよー、という内容。

07:00

・RSSとかfacebookとか眺める
・今日のグーグルロゴかわいい
・冷凍してあるご飯を出して解凍する。王蟲、電子レンジ持ってないの……
・クイックルワイパーでお掃除しつつ歌を歌う。超ご機嫌。

08:00

・まだ歌う。
・俺には音楽が必要なんだ……とうとうVAIO Xにアクロバティックなポーズをとらせる。

VAIO Xたんのスピーカーはうしろについているので


・「君は僕が好きじゃないだけだ 君が好きなのは僕じゃないだけだ」(阿部真央)

09:00

・銀行と郵便局に行こうと思ったのだけど、突然空模様が怪しくなったので様子見
・サンベネデットをごくごく飲んで、本日一本目終了
・トイレ掃除
IDEA*IDEAのエントリを読ん*1iftttを使い始める。これ便利だわ……。
K村さんが「ハイデガーツンデレ化本」を購入なさったというメールに気がつく。早速ですね。ご感想楽しみにしております。
・晴れ間が! ちょっと郵便局と銀行と薬局とスーパー行ってくる!

10:00

・郵便局に行って荷物を出して、ついでに記念切手もチェックしておく
・ゆうちょの残高を確認
・銀行に行って引き出し
・引き出した分を新券に両替……なんとなく
・スーパーで卵とグレープフルーツと怪しげなスイーツを購入
・薬局で絆創膏を購入
・で、人様にこうして自分の一日を公開していて家庭的な王蟲をアピールするチャンスだというのにお昼ごはんにお弁当を買ってしまうのであった……ナタク俺を叱ってくれ……。

11:00

・帰宅しててあらいうがい
・サンベネデットをごくごく飲む
・冷蔵庫に買ったものをしまう
・オンラインの家計簿つける
・朝ごはん食べてから六時間くらい経ったので、お腹へった。買ってきたお弁当食べる。
・それにしても朝起きてからワークもスタディもせず、なんら生産的な活動をしていない王蟲ですが、そのことを考えたら一瞬胃が痛くなって食欲がなくなった……まあ今ハイパーニートなので仕方ない、と思い直しお弁当を完食。さらにグレープフルーツを食す。おいしい。


・お夕飯用にもう一つ剥いて冷やしておく。冷えてるほうがきっともっとおいしい。

12:00

ネタフルさんの記事を参考に、WiFi接続を高速化する魔法の数字を入力してみた! 確かに早い! ……iPhoneじゃないけどね。
・あやしげなスイーツ、「ふわぷるたまごちゃん」を取り落として、こんなことに……

グロ注意

つるつる卵肌だったのにごめんね……。ほんとは3時のおやつに食べるつもりだったけど、今食べる。
・ふわぷるたまごちゃん、とろっとろでした。おいしい。よく冷やして食べるべきです。
・サンベネデットをぐびぐびのむ。
・本エントリの【概要】を書く。

13:00

・ホントは05:00の時点で飽きてたんだ……でも王蟲、A型だからさ……最後までやるぜ。今日は20:00に寝る予定なので、あと六時間!
・ハイゼリーBを飲む。あらゆる栄養ドリンクのなかで最も王蟲が愛する逸品。ゼリーってだけあって、ローヤルゼリーの味が良いのです。ぐびぐび。
・単発バイトの資料を揃える。
・構成を考える。歴史的背景から説明できるタイプのものなので、起承結で終わるけど。

14:00

・ざっと下書き
・サンベネデット二本目飲み終わった。しかし、あと二本飲めるかな……一日四本2リットル飲むことを目標にしているのです。
・ツイッター眺める
・下書き

15:00

・再び下書き
・tumblr
・サンベネデット三本目にとりかかる
・単発バイト、今日のところはこれで。あと5000字くらい。
・ガンダムDVD観る

16:00

・ガンダムDVDを観たり、居留守を使ったり
・王蟲はガンダムWと種と00しか観ていないので(30代です)、アニメオタクの基礎知識としてシャアの台詞の数々を知っていたのですが……なんか、実際聞いてみると変t(ry

17:00

・ガンダムを観るのに疲れて、ツイッターしたりfacebook眺めたり
・就寝3時間前までに夕飯を済ませておくべき、ということですが、20:00に寝る予定だからご飯を食べないと! でも全然お腹が空いてないので悩む。そして就寝1時間前までに入浴を済ませておくのが良いそうなので、お風呂にお湯を貯めている
・それにしても生産性が低い

18:00

・入浴!

19:00

・化粧水塗った。
・髪の毛を乾かしつつ、一日を振り返る。総括は明日するとして、今日みたいな生活はしたくないなあ、と思った。
・あと30分で寝る時間ですが、お腹がすかないのでそのまま寝ることに。
・歯磨き。デンタルフロスが口内炎をえぐって、激痛。
・寝ます! おつかれ自分! 何もしてないけど!
・ツイッターした。
・明日着るものを準備して、体温計を枕元に、ケータイのアラームを確認して電源OFF(アラーム自動電源オンなので)した。
・サンベネデットは三本だった……。


追記:2011.09.17

総括

 一日経って、もう一度振り返ってみました。昨日のチャレンジは「なるべく全部の行動を記録してみる」。あまり向いていないなあ、というのが正直な感想です。行動をメモするより、考えていることや感じていることを書いていくほうが面白いかもしれないので、ほとぼりがさめたころにやってみようかと思います。自己主張は非常に激しい王蟲です。「XXしたよ!」という報告も面白いけど、「XXして、こう感じたよ、こう思ったよ」というアウトプットをしてみたい。
 そして昨日一番の収穫は、王蟲、ニート向いてない……ということでした。ひとりきりで家にいて、生産性のなさが罪悪感となってのしかかってくるのに耐えられず、うっかり仕事をしてしまった……ニートのひとたちは、もしかしたらものすごいストレスを抱えているのではないかとニートに対する認識を改めました。全国のニートに謝罪したい。ゴメン。
 また、一日に行うアクションは、自分が思っているほど多くなかったなあ、という発見がありました。もちろん、ちゃんと目的を持って一日を過ごしていたわけではないし、銀行と郵便局に行く以外に何の予定もなかったので、だらだらしていたということもあります。とはいえ、ですよ……。わたしの記憶が正しければ、レオ・バボータ『減らす技術』(ディスカヴァー21)で「朝にその日にやるべきMost Important Thingsを3つ決めなさい」というようなことが書いてありました。3つは少ないんじゃないかな、と思っていましたが、わりと妥当かもしれない。
 ということで、自分が「何をしたか、よりも何を考えたか」を重視する性質で、一日にこなせることは案外少ない、ということを自覚したということで、今後に活かそうと思います! 総括終わり!

  1. 珍しく個別記事のURLが日本語になっているのだった。 []
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