アーカイブ : 2012年 2月

To Do管理アプリ「Any.DO」がかわいすぎる


ARROWS X LTE F-05DにToDoアプリを入れようと思って見つけたAny.DOについて。
(2012.6.6 chrome版が出た!→「Chrome版との同期でAny.DOがますます便利になったよ – lidylle」)

ここのところすっかりGTDをないがしろにしている王蟲です。ぐだぐだです、ぐだぐだ。今年に入ってから一度も週次レビューをしていないしスケジュール管理もできていない*1という、返す返すも大人としてどうなのかという状態で、そもそもGTDだとかToDo管理については何も言えない身分。しかしながら、ToDoリストにこだわりがあって、さらに「アプリはかわいくないとイヤ!」というわたしの要望を満たしてくれるものを見つけてしまいました、というエントリーです。まだげんさんもレビューを書かれているAny.DOをARROWS X LTE F-05Dにいれてみました!

参考:AndroidのToDo管理アプリ『Any.Do』が良い感じ – まだげん

UIについて

設定画面

ここ数年こういう雰囲気は広告デザイン等でもずっと流行っていたと思うのですが、デザインはとても女性的。でも、すっきりとまとまっているので男女の別を問わず、また仕事プライベートを問わずに使える気持ちのいいデザイン。色は白背景と黒背景を選べますが、やっぱりここは白がオススメ。シアンの爽やかな色が映えます。

How to

使いかたは簡単で、音声かタイピングか、はたまた手書き入力でToDoを入力していきます。これだけでも十分ですが、入力した項目ごとに時間(今日・明日・今週・あとで)の設定もできるし、アラートを設定したり、フォルダ分けをしたり、ToDoをシェアしたり、メモを付加することもできるます。ToDo項目だけのシンプルな使いかたもできるので、自分のToDo管理方法に合わせて使える感じ。

音声入力がすごい精度なので「ブログを書く」とか「●●さんにメールを書く」とか「洗濯物を片付ける」とか、ワンフレーズ言い切りで、漢字送り仮名まで間違いなく入力出来ました。

「優先度・フォルダ・アラート・メモ・共有」機能がある

共有機能にかんしては試していないのですが、特にアラートとメモ機能は使いやすいかも。

アラートの設定も充実

Google カレンダーの通知機能を使えば、PCでもARROWS X LTE F-05Dでもアラートは出るのですが、カレンダーに入れると予定が煩雑になってしまい、スケジュールを立てるときに、ぱっと予定がわからくなってしまいます。人と会ったり、どこかに出かけたり、という予定以外の項目――いつまでに何をするか、あるいはいつからはじめるか、といったことはAny.DOで設定するのがいいのかな、と思ったり。時間になると、アラートが出ます。

アラートが出たところ

それから、ToDoにメモを付けられるのもいい。リストは一言で書き出すほうが良いと思うのですが、たとえば「参考文献リストを作成する」というToDoに「Weemoを使う」「メモはジャンルごとに分ける」といった注意書きを入れることも可能。あるいは、「事務に住所変更の件で電話する」とToDoを立てて「電話番号:03-XXXX-XXXX」「13時以降は担当者●●さん」とか副次的情報を入れておくと便利だったり。すべてのToDoにメモ書きをする必要はありませんが、こういう機能も使う場面があるので、わりといいなあーと思います。

メモを付けられる

Google Taskを同期して使う

Google Taskとの同期も便利な機能の一つ。なんだかんだでPCでタイピングするのが一番ラクなわたしとしては、PCを使える環境であれば、できるだけブラウザ上で諸々の作業をしてしまいたい。というわけで、Google TaskでToDoを入力→Any.DOで(はじめて使う場合はアカウント設定をしてから)syncすると、ToDoが同期されます。syncはAny.DO側からしかできないのがちょっと面倒です。

同期後にGoogle Taskで見ると、きちんと反映されている

端末を振って、チェック済みリストをアーカイブ

面白いのは、端末を振ると、チェック済みリストをまとめて一気にアーカイブできること。これ、結構、楽しいです。

チェックしたリストは、端末を振るとアーカイブされるという仕組み!

ちょいと遅すぎやしないかね

わりと褒めちぎってますが、動作が遅いのが難点。画面を切り替えるときのアニメーションのせいか、MENUを開くまでの時間が長すぎるので、何らかの理由で切羽詰っているときは他のアプリに代えようかと思ったりもしましたが、いい。もう、かわいいから、いい。全部許す。という具合になっています。

メニュー画面。syncはここから

そんなわけで

お気に入りの文具を使うと勉強が捗るのと同じで、お気に入りのアプリを使うと仕事が捗るかもしれません*2

>> Any.DO: To Do List | Task List – Android マーケットのアプリ

ARROWS X LTE (F-05D) ブロガー徹底レビューまとめサイト
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  1. 私信:大変申し訳ありません……。 []
  2. 私信:レビューが捗るようにがんばります…… []

ARROWS X LTE F-05Dをリチウムポリマー充電器で充電


ARROWS X LTE F-05Dをオズマの充電器で充電してみた覚書。

まえがき

朝、充電完了した状態のARROWS X LTE F-05Dを持って出社→午前中に充電する→ランチで持ち運ぶ→午後に充電する→とぼとぼ帰る→充電して寝る(re ……という生活で、電源にはさほど困らない。平日は充電器を持つ必要がなかったのですが、遊びに出掛けるときが問題で、半日で電池残量がなくなってしまうとなると話は別です。もしものことを考えて、買ってみました充電器。

もちろん見た目重視。次点で容量を気にしつつ選んだのがオズマの「スマートフォン用リチウムポリマー充電器(LU-301W)」。3000mAhのリチウム容量ということなので、結構多めみたい。本体カラーは白と黒の二色。白い方がかわいく見えたので、さくっと白に決定。充電器本体の他に、本体カラーと同色のmicroUSBコネクタとUSBコネクタが両端についたケーブルが1本付属しています。巻き取り式のケーブルが付属しているものもありますが、コネクタ(iPhoneDock、FOMA、AU)がわらわら付いていて500円くらい高めだったので、シンプルな方にしてしまいました。iPod touchやガラケー用には使わないかな、という判断でした。巻き取り式ケーブルは省スペースという点からすれば魅力的でしたが。

大きさは54x94x14.8(mm)ということで、普通のカードより横幅がちょっと長くて、厚みがある感じ。約98gの重量は、そこまで重いという感じはしないので、バッグに入れておいても気にならないのではないかと思います。デザインがかわいいので、持って歩くのも嫌じゃない。*1

買ってそのまま、充電器を使ってみた

パッケージには、買ってすぐに充電できるということで「即充電可能」と書いてあります。「おお、これは便利」と思って、即充電することに。付属ケーブルのmicroUSBコネクタをARROWS X LTE F-05Dにつないで、USBコネクタを充電器につなぎます。充電器の電源ボタンを入れると、70%のランプが点灯している。「あれ? 70……? 大丈夫かしら……」という一抹の不安を抱えつつ、充電時間を計測してみました。スタート時のARROWS X LTE F-05D電池残量は10%です。

00min 10%
15min 25%
30min 40%
90min 88%(以降充電器のバッテリー切れにより計測不能)

30分経過くらいまでは、だいたい1分/1%くらいの充電速度でしたが、90分経ったときに充電器のランプが消えていて、まさかのバッテリー切れ。蓄電が不十分だったせいでしょうか。でも、およそ九割方回復しているので十分ではある。急速充電が90分100%充電であることを考えると、そこそこ健闘していると思うのです。しかし、100%充電できない状況を鑑みるに、取り立てて「即充電可能」と表記するほどでもないというか、もうちょっと自然放電が抑えられていたらよかったのに、と思わないでもない。技術的に難しいことなのかしら。

参照:ARROWS X LTEの急速充電時間を測定してみた | hey hey heydays*

充電器本体への充電蓄電の方は、microUSBケーブルをひっくり返してmicroUSBコネクタ側を入力端子に差し込み、USBコネクタをPCに接続することになります。

充電器に蓄電

さて。充電器が空っぽになったので、15分ほどPCから充電器に蓄電してみたところ、すでに70%のランプが点滅しているのですが……どうやら、70%ランプの意味は「30%以上70%未満」ということで、実際の蓄電率が31%でも70%のランプがつく模様。40%分の差は大きいと思うのですが……数字マジック!

説明書きによれば「インジゲータランプの点滅が終わり、100%のインジゲータランプが点灯したままになれば充電完了」とのこと。30分過ぎたあたりで見てみると、30%と70%が点灯、100%が点滅している状態です。この状態でケーブルを引きぬいてみたところ、100%が点滅していました……。おそらく蓄電率70%を超えたということなのでしょう。しかし、これからが長いのだった。90分を超えてもまだ状態は変わらない。数字を眺めてみると、電池容量が3000mAhで、入力が800mA……ええと3000/800=3.75(h)……3時間45分かかるということに! 長いな……。充電中、インジゲータランプは始終点滅。LEDランプまで緑色に点滅するので、夜寝るときに充電するとチカチカ光るのが気になって眠れないのです*2。しかし、3時間45分以上経っても、30分経過時点と同じ状態でまだ充電が完了していない……。結局5時間経過した所で、やっと100%が点灯して、充電完了しました。

簡易まとめ

スマホへの充電:1分につき1%
充電器フル蓄電時の充電回数:2回
充電器への蓄電時間:600mAh
充電器の古蓄電時間:5時間

役に立つかもしれない豆知識

ちなみに、結構明るめのLEDライトがついているので、小型の懐中電灯代わりにも使えます。電源ボタン二度押しで点灯、さらに二度押しで消灯します。

注意点

電源ボタンを押すと、ボタンの縁が引っかかってしまって元に戻らない時があります。それから、「インジゲータランプが30%を示したら電池残量が少ないため充電してください」と、説明書きにありました……。70%の数字マジックに惑わされると大変なことになるので、なるべく100%までしっかり蓄電したほうが良いかもしれません。

あとがき

充電器に充電するのを忘れさえしなければ、かなり使える感じ! しばらくこちらを持ち歩くつもりです。個人的にはこれで満足。

参考エントリー

ARROWS X LTE (F-05D) ブロガー徹底レビューまとめサイト
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  1. かわいくないと、持ち歩きたくない。 []
  2. こどものころは、弟と一緒でも部屋が真っ暗だと怖くて眠れなかったのに、今では真っ暗でないと眠れない身体に……。よそのおうちに泊めていただいて、間接照明を勝手に消してまで自分の安眠を確保する王蟲です。 []

ARROWS X LTE F-05D用ブックスタイルホルダーがお気に入り

ブックスタイルホルダーの使い心地についての覚書。

まえがき

当初、ドコモショップで見つけたELECOMのポリカーボネート製ハードケースを使っていたのですが、つけはずしをしているうちに本体ディスプレイ左縁の塗装が剥がれてきてしまい、結局、裸で使うことにしていました。*1しかしながら、革製のちょっと良い感じのホルダーを発見したので、こちらを使うことに。

手帳的!

アスデックのSmart Holder for Biz(スマートフォルダーフォー・ビズ)「SH-F02H」。ARROWS X LTE F-05Dで通話をほとんどしない人で、タッチペンを使う人にはオススメの一品。

一時期手帳に凝って*2いたので、システム手帳を彷彿とさせるフォルムに懐かしさと親近感を覚えて、使い始める前からお気に入りに。触ってみると、合皮の柔らかさが手に馴染む。欲を言えば、黒は好きなのですが、でもでも、もっとかわいい色が良かった! 鮮やかな黄緑とか、オレンジとか、赤とか赤とか赤とか! 黒も好きなんだけどね!

持ちやすさについて

ARROWS X LTE F-05Dを差し込んでみたところ、締め付けがきつく、逆さにしても落ちる心配はない。反面、充電のためにスマホ本体を出し入れすることを考えると、少しばかり面倒かもしれません。

握った感じ

握ってみると若干持ち重りはするし、身長158cm程度の女子の手では、閉じた状態でしっかり握りしめることができません。とはいえ、リングが大きめのシステム手帳と比べれば薄いくらいで、二つ折りの財布程度には持ちやすいのではないか、というくらい。後述しますが、ほとんどお財布としても使えるし、厚みが出るのは仕方あるまい、許す! という結論*3

モレスキンポケットサイズと比較して1.5倍くらいの厚み

カードホルダー付き

注意書きに「キャッシュカードやクレジットカードなど、機器本体からの磁気に影響をうけるものは収納ポケットに入れないでください」とあるので、自己責任でカードを収納。わりときつめなので、最初は一箇所に二枚入れるなどして、無理やり拡張した方がいいのかしら、などと思いもしましたが、広がりすぎても困るので現状はそのまま使っています。出し入れする必要がないように、カード支払いを控えるようにするからいいんだ……。ホルダーの裏側に四つ折り、もしくは三つ折りの紙幣を入れられるので、容量としては微々たるものですが、札入れとしても使えます。免許証・保険証・クレジットカードの三枚と、幾許かの紙幣を入れておいて、いざという時はこれだけ持っていれば大丈夫、という状態にしました。安心感、大事。

財布として(無理やり)使える

ストラップ付き

ホルダーには同じ合皮のストラップが付いています。使わないときはストラップをすっきり収納できるので、機能的にもデザイン的にも邪魔にならない仕様。使うときはストラップをまっすぐ上に引き出すだけ。出し入れ簡単。細部が丁寧に作りこまれていて、個人的には好印象なのでした。*4

ストラップはスライドして収納できる

モバイルsuicaもちゃんと使える

もちろんですが、モバイルsuicaも問題なく使えました。

お財布ケータイ機能も問題なし

タッチペンは必携

さて、実は問題もいくつかあります。しっかりとした革製であるがゆえに、本体下部の物理キーがかなり押しにくい。「SH-F02H」に関しては、ここが一番の難点ではないかと思われます。この問題を解決するのが、実はタッチペンなのでした。わたしが使っているのはペン先が柔らかいタイプ。そのため、タッチペンで物理キーを押しやすい。硬いペン先だと、押したときにゴリッと滑ってしまうことがあって、キーを壊してしまうのではないかと心配になりますが……ペン先が柔らかいので、そういったことを気にせずに使えます。

それから、ホルダーから本体を取り出すときに、下部の隙間からタッチペンを使って本体を押し上げると、取り出しやすくなります。間違った使いかた、という気もしないでもありませんが。

そこはかとなく間違ってる感のあるタッチペン使用例

それでも残る課題

本体下部の物理キーと同様に、本体左側の電源ボタン、音量上下キーがものすごく押しにくいのです。ほんとうに押しにくいのです。いやマジで。こちらに関しては解決策は今のところ思いつかないので、わたしは我慢して使っています。左側の物理キーの使用頻度がさほど高くない、ということもありますし。*5

押しにくいぃぃいイィいい

注意点

本製品、見るからにお分かりになるかと思いますが、通話には向きません。が、一応、「通話終了後画面が消えたままになる場合本体をホルダー上部に1cmほど出すと復帰します」という注意書きシールが後付けされていたことをお知らせしておきます。上部のセンサーが隠れてしまうと起こる問題のようですが、通話する場合は一応覚えておくと良いかもしれません。

参照:ARROWS X LTE F-05Dで通話後画面が表示されない現象に悩まされた – これからゆっくり考L

あとがき

そういうわけで、ブックスタイルホルダー「SH-F02H」は結構オススメ、というお話でした。ビックカメラでは2980円也。個別包装されていないので、店頭商品で手触りなどを確かめることができます。こちらの商品とは逆に、通話をよくする人で、タッチペンを使わないひとにはフリップトップスタイルが良いかもしれません。*6

>> Amazon:【Smart Holder for Biz】 docomo ARROWS LTE F-05D (ブックスタイル)

参考エントリー

ARROWS X LTE (F-05D) ブロガー徹底レビューまとめサイト
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  1. 秋葉原駅の改札口で落としてしまい、さらに塗装が剥がれたので、しょんぼりしています……。 []
  2. まったくエントリー等を書いていませんが、手帳に関しては業が深く、毎年買いすぎてスケジュール管理できない、ということをネタに笑われる程度に手帳が好きです。だってなんか手帳って持ってるだけで仕事できそうに見えるじゃない。当時ニートだったけど……ほんとすいません……。 []
  3. 上から目線ですみませんすみません。 []
  4. 縫製もしっかりしていて綺麗です。 []
  5. モノに関しては、デザインが気に入ると全部許せてしまえる許容力。逆にデザインが気に入らないとロジカルに長所を説明されても受け入れられない王蟲です。ヒトの場合はさすがに違いますけれども。あああでも幼女だったら全て許せる気がする属性至上主義者ですやめて石は投げないで。 []
  6. 実物は見ていないのですが……。 []

Android用の家計簿アプリを探しています

最近どうにもこうにも筆不精になっていて、紹介していただいた方からの「今度また飲みましょう」という社交辞令メールへのお返事に一週間かかるくらいの無礼千万ぶりを発揮している王蟲です。時間の流れが速すぎて、過去の記憶が混濁しやすい。昨日のことのようでもう一週間以上経っていたということもしばしばで、先月の記憶はほぼないに等しい。書き残したものを見ると思い出せるのだけれど、思い出せるかどうかを二択判断の分水嶺とするならば、わたしにとって、書かなかったことは「なかったこと」になるわけで、つまりわたしに2012年1月は来なかったのでした。*1

さて。日記を見ると日付が飛んでいて、新年の抱負をすでに挫折しかけていること*2がありありとわかる。その隙間を埋めるのが、実は家計簿だったりする。どこで何を買ったのか、何にお金を払ったのか、ということが記憶を呼び出すよすがになるので。家計簿に日記的なメモを添えれば、ライフログとしては十分かもしれない、と考えもする。

しばらくOCN家計簿と、iPod touchにインストールしたzaimを使って家計(お小遣い?)管理していたのだけれど、OCN家計簿の二重登録事件やら、そもそもiPod touchを持ち歩かなくなった等の出来事が重なって、この際だからと紙の家計簿に逆戻りした*3。しかしながら、紙の家計簿の問題点は、持ち歩きにくいということ。持ち運びに不便という点もあるし、置き忘れたら恥ずかしいし、人前で広げて書くことにも、少しばかり抵抗がある。でも、なぜ。

恥ずかしかったり抵抗があるのは、お金の使い方が自分のパーソナリティに深く与しているからで、わたしはひとにそこまで自分の内面を見せたいとは思っていないのかもしれない、と思った。心を許しているとか許していないとかは別として、おそらく家族にも(ほとんど肉親のような)師匠にも見せることはないと思う。家計簿も、自分の内面も。

話を戻すと、お金を払うということは何に価値を感じているのか、ということと繋がっていると思っているので、お金の使い方に関して数字を気にするだけではなくて、もう少し消費することの意味考えたいなどと酔っ払った状態で思ったり思わなかったりするのだった。*4

  1. 寺山修司の『ふしあわせという名の猫』に「もう春なんて来やしない」という一節があって、それをあまり脈絡もなく、なんとなく思い出した。この不精具合を鑑みるに、わたしに過不足ない1年が来ることはないのではないか……。 []
  2. cf. 「今年の行動の指針」の1.記録する []
  3. あと、カードを使った日と、引き落とし日の二回分計上されるので、ときどき差引額を見てびっくりするということもあった。 []
  4. それで、これは今年の抱負の 5.欲しいものだけを正しく欲しがる につながっていくわけで……。考え方はぶれてないのに、行動が伴ってないのよねー。 []

夕食ホット 1st mini album「ひとよ」について


夕食ホットの1st mini album「ひとよ」は、星座のようにひとつひとつの曲が見えない線で結ばれているみたいな一枚だった。曲だけでなく、ジャケットやCDの盤面までが、ゆるやかにつながっている。

夕食ホットの朝食

ジャケットは群青で、『ひとよ』というアルバムタイトルにふさわしい夜のイメージ。それなのに、CDの盤面には朝日に照らされたような、明るい、三つの卵の写真が印刷されていて、パッケージを開いたときに「あれ?」と思う。歌詞カードの裏面(表面?)は、これまた明るい光に照らされたオムライスの写真。トマトケチャップで夕食ホットのロゴが描かれているのが可愛い。

だがしかし。「夕食」で「ひとよ」なのに朝だなんて、不思議……と、最初は思ったのです。でも、ぜんぜん不思議じゃなかった。ちゃんと考えられていたのです。

収録されているのは、「人よ一夜に」「giovanni」「オーロラ」「信じてもいいと思ったんだよ」の四曲。先に謎解きをしてしまうと、この四曲は、雨の降る夜から朝にかけてのオムニバス形式の曲なのです。(……だと、わたしは勝手に思い込んでいます。)一連の四曲を聴き終わってCDを取り出し、歌詞カードをしまうために裏返すと、オムライスの写真。夕食ホットが差し出す朝ごはん、という具合。

「人よ一夜に」は真夜中の歌。ギターのノイズときらきらした音が聞こえていて、実際には聴いたことがないけれど、宇宙の音みたい。「giovanni」は、眠りにはいるとき、まどろみの中で聞く子守唄のような歌です。夢の中みたいな「オーロラ」は、終盤、サビに入る前のギターがちょっと感情が抑えられている感じがするのだけど、それがボーカルの歌い方に合っていて、ぴたっとはまる。こういったストイックさが好き。そして、最後の「信じてもいいと思ったんだよ」は、雨が止んで、晴れた朝の歌。

触れたいもの

一曲目の「人よ一夜に」にも、謎掛けがあります。〈こんなにも私が触れたいのは/哀しいことや不安じゃなくて/この身を救えるものなのです〉、〈信じられるのは無限じゃなくて/この手で触れているものなのです〉*1と歌っていて、その切実さが胸を打つ。けれど、〈私〉がすがるように触れているものがなんなのか、この歌詞を読んでもわからない。〈私〉は何に触れたいと思っているのか、何が〈私〉を救ってくれるのか。

実は、この答えは、きちんとこのアルバムの中に用意されていて、最後の「信じてもいいと思ったんだよ」まで聴くと、見つけられるようになっているのです。そこで、〈両手で触れるきみの言葉、信じてもいいと思ったんだよ〉*2と歌われている。つまり、触れているものは「きみの言葉」で、その「きみの言葉」だけが信じられるものだということ。ちゃんと、一曲目の問いを最後の曲で回収している。こういう仕掛けは大好き。

もうひとつ。
歌詞を見ていて気づいたのは、ひらがながとても効果的に使われているということ。例えば、「人よ一夜に」では〈会えない〉と漢字を使っているのに対して、「信じてもいいと思ったんだよ」では〈あえるかな〉〈あいたいよ〉〈あいに行こう〉というふうに、〈会う〉という言葉がひらかれている。たぶん、「信じてもいいと思ったんだよ」は、{君に会う}ことが*3とても大切にされているみたい。朝、雨上がりの青空の下、〈私〉はきみにあいに行くのだろうな、と思うと、なんだかうれしい気持ちになってしまう。

歌詞についてばかり書いていますが、メロディーもキャッチーでかわいい。
・・・ ・・・ 。
なんてエントリを書いていたら、夕食ホットのライブ情報が……!

履歴を見たら、このエントリを書きはじめたのが1月12日で(手に入れたのは12月でしたが!)、もっと違う書き方をしたくて公開できずにいたのだけど、やっぱりこのまま公開しちゃいます。えへへ。ちなみに、このCDの発売前に、劇団KAKUTAの「ひとよ」という舞台を見せていただいていて、王蟲はちょっとした偶然に驚いたりしていました、とさ。

>> 夕食ホット

  1. 「人よ一夜に」 []
  2. 「信じてもいいと思ったんだよ」 []
  3. 実は同様に、〈きえる〉と〈とける〉がひらがななのですが、こちらの方は積極的な意味を見つけられなかったので保留ということで! 元文学部の実力……。 []
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